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丹足が普通にある暮らし

理念を具体化する

 

会員皆さんご存知の通り、我々丹足普及協会・千照館の理念は、千年先までも丹足を通した想い遣りで世界を照らしたいという

ものです。丹足を覚え、人に行い、丹足を通して互いにおもいやりの気持ちを育んでいくことで世界はより良くなっていく、という理念を掲げて我々は活動を開始しました。2017年6月のことです。

 

約2年が経とうとしていますが、この理念に一寸の迷いも生じていません。この孤立主義が強まる社会の中で、わざわざ触れ合うことの意味、口先の言葉ではなくおなかの底からの気持ちで相手を踏み踏まれることの大切さは、今後ますます必要になってくると予想されるからです。

 

ただこの理念を具体的な活動にどう落とし込むかを、いまだ明確に提示していないのも事実です。「想い遣りで世界を照らす」という言葉はとても雄大で、なかなか自分の日々の暮らしにリンクしにくいであろうことは解っていましたので、具体的にどういう日々を暮して行けばいいのかという提示をしたいなとずっと考えてきました。

 

ご縁というのは面白いもので、東京に協会総研という理事長の学校ともいえる協会があるのですが、その協会総研の吉村代表の個別相談を受けた際にこう言われました。「会員に協会が目指す世界と会員の役割を提示するのは理事長の仕事である」と。まさに私がこの協会設立以来ずっと考えてきたことをズバッと指摘されたのです。

 

これはいよいよ待ったなしだなと、折しも2020年6月までに会員100人を達成しようと感動貯金プロジェクトも始動したタイミングでもありました。これからまた丹足トレーナーの活動にも本腰を入れていこうというタイミングでもありました。このタイミングで、このような指摘をうけた必然に力を得て、ようやく皆さんに提示する「協会が目指す世界」と「会員の役割」が見えてきたのです。

 

それを今日は皆さんに伝えましょう。

 

協会が目指す世界

 

我々丹足普及協会・千照館が目指す世界はこれです。

 

丹足が普通にある暮らし

 

日本中どの家にも、茶碗やお箸のない家は無いと思います。丹足も同じようになりたいのです。ちょっと疲れた時、ちょっとゆっくり話したい時、ちょっと気持ちがふさぎ込んだ時、ちょっと触れ合いたい時、ちょっと良いことがあった時、そこに気軽に丹足が登場するような暮らしを実現したいのです。

 

これが我々が目指す世界、我々の理念に一直線に続く暮らしのあり方です。

 

実際に丹足が家にあれば、大抵の病気は未然に防ぐことができます。病院に行く回数、薬を飲む量もきっと減る事と思います。そして家族や知り合いとのコミュニケーションは必ず向上し、良い人間関係つくりに貢献することは間違いがありません。人は人に触れ触れられることで心が穏やかになり、前を向いて暮していくことができるのですから。

 

「丹足が普通にあるくらし」

 

茶碗やお箸のように、あたりまえに暮らしの中に丹足があり、丹足の出番がある。そういう暮らしを作っていきましょう。これが我々協会の目指す世界です。

 

 

会員の役割

 

この「丹足が普通にある暮らし」を実現するために、会員の皆さんが担う役割とは何か。それは非常に簡単です。

 

丹足を踏んでまわる

 

ことです。家族や友達など、どんどん周りの人を踏んでまわるということです。丹足の気持ちよさ、皆さんの上達ぶりを感じてもらうことができれば、だんだんと丹足ファンが増えていくことになるでしょう。「私の夫にも覚えて欲しいわ。そしたら毎日丹足を受けられるのに。」とか、「私も覚えて丹足を親に踏んであげたいな」とか、そういう人が増えていくことで、段々と「ふつうに丹足がある暮らし」が現実になっていくのですね。

 

 

世界と役割

 

これまで我々が取り組んできた様々な丹足イベント、そしてこれから始めようとする「感動貯金プロジェクト」、そして継続事業として取り組みを開始する「足フェス」、それら全てが「普通に丹足がある暮らし」へと我々を導いてくれます。

 

我々が目指す世界「普通に丹足がある暮らし」と会員の役割「丹足を踏んでまわる」を合言葉として、これからの活動に織り込んでいきます。一致団結して進めていきましょう。

 

 

代表理事 

三宅弘晃