明日に向かって準備中
理事長の三宅です。
急ピッチでKJワークス様「杜の感謝祭2018」の準備が進んでいます。
畳一枚分はある巨大な絵が着々と描かれています。
千照館公認キャラクターのダチョリーヌさんとクマンくん。
背景は、会場となる彩都の青空と山々をモチーフにしています。
まだ製作途中です。
ここに何が描かれるか。どう使われるか。それは当日(明日)のお楽しみにしておきましょう。
一転、小さな小さなオリジナルピンバッジ。
今回のイベント用に100個作りました。
家族連れのお客様も多いKJワークスさん。
大人も子供もちょっとした思い出になってくれればいいなと思い、丹足ブースに来てくれた人にプレゼントします。
注文していた品が届きました。
早速開封、試着。
着ているのは、ダチョリーヌとクマンの生みの親、参尽さん。
今からこれを大改造して、あれにして、当日会場に登場する予定です。
37歳を目前にして、まさかの着ぐるみデビュー。
「すべてはお客様の楽しいの為に」(アサヒスーパードライ風)by参尽さん
5回のイベントを終えて考えたこと
昨秋から始まった丹足イベント。5回のイベントをみんなで作り上げてきて考えたこと。
それは「自分たちは自分たちが知っている丹足の良さを伝えることができているか。」ということです。
やってきた「丹足10分間体験施術」。
無料という事もあって、いつも待ち時間が出るほどの好評をいただいています。
また我々としても知った者同士の稽古ばかりではなく、色々な人の体を丹足させてもらえるという経験、喜んでもらえるという手ごたえを頂く貴重な機会となっています。
この点においては、当初の想定通りの結果を得ています。
しかし課題はもう一つの「丹足体験レッスン」。
こちらの反響は正直あまりよくありません。これまで有料という事もありましたが、何より「えーほぐしてもらえるんじゃないの?自分がほぐすの?」と、皆さん受け手にばかり周りたがるのです。
まあ当然と言えば当然だと思いますが、丹足は踏んだり踏まれたり交替して楽しむところに醍醐味があります。
ちまたでマッサージ教室や足つぼ教室がいくつもあることを考えると、「疲れた家族を癒してあげたい。」という人たちは一定数いるはずなんですね。「そういう人たちと我々はまだ繋がり切れていない」という事実は、大きな課題として受け止めなくてはならない。そう考えています。
特に前回の湊町リバープレイスでは、この傾向が顕著すぎるほどにでました。「体験レッスン」の「た」の字さえ口に出せる雰囲気でなかった・・・そんな風にさえ感じたのです。
じゃあ、どうすればよいのか。
今回の企画準備の話し合いで、もう一度「なんのために我々はイベントをするのか」という原点に立ち返り、皆で5時間みっちりと意見を出し合いました。
まず親しむという事
自分が来場者の立場になってみたら、いきなり「マッサージのレッスン受けませんか。」と言われても、ちょっとひるみますよね。怪しくないか。どんなことをされるのか?させられるのか?
ましてや足つぼやアロママッサージなどならどんなものか知っているけれども、「丹足」と言われてもなんだかわからない。しかも足で踏むって???なんて。
そこが我々の活動の悩ましい所(でもあり面白い所)です。
そんな丹足を持ち出して、「いきなりレッスン」をしてもなかなかむつかしいんじゃないか。
だからあまり「レッスン」「レッスン」しないで、まずは気持ちよい環境で、楽しく一緒に親しむことから初めてはどうか?
そんな風に考えました。
箕面彩都の杜
そこでもう一度、皆で去年のことを思い出してみたんです。
ちょうど一年前の11月3日、KJワークスさんで丹足した日のことを。
11月ですからそろそろ空気も冷え始めていましたが、晴天に恵まれることが多い日といわれる建国記念日。
まさにその通りの暖かい日差しの中で我々は汗さえかきながら丹足を楽しみました。
いつもは室内で稽古しているだけの丹足。
それが山と青空に囲まれて、風に汗をぬぐわれて、太陽と空気を感じてはじめて丹足をしました。
あの気持ちの良かったこと。
大げさかもしれませんが、「生きている」っていう実感さえしたのです。
それもこれもやっぱり彩都の環境、そしてもう一つ忘れてはならないKJワークスのお客様たちがいてくださってこそと思い出したのです。
ここだからできること
丹足は一人ではできません。丹足師範の私も、流石に一人では丹足はできません。相手がいてこそ。心通う相手がいてこそ、丹足になります。
行ったり来たり、様々なアイデアがでたりつぶれたりしながら、我々の話し合いは段々と一つにまとまっていきました。
「KJワークスさんだからできるイベントにしたいね。」と。
「丹足デモンストレーターだから、丹足トレーナーだから、しっかりと丹足をしないと。伝えないと。」
これまで我々は、いい意味での使命感をもってイベントをやってきたと思います。それは大前提として決してぶれてはならないことであるのは言うまでもありません。
しかし明日は、その使命感を高く掲げなくていいと思います。そっと自分の内に置いておきながら、丹足の原点に立ち返る一日にしてみたいと思います。
丹足の原点。それは
「一緒に丹足に親しみ、楽しみましょうよ。」
ということです。
青空でふみ合う
明日は「青空ふみ合い広場」を開設します。
1グループ(1~4名まで)に1人、我々の会員が付きます。皆丹足3級以上の最上位の会員達です。
最大30分(ご都合によって10分でも20分でも結構です)、会員の丹足をうけてもらったり、踏み方を教えてもらったりしてください。
どの部分を踏むか、教えてもらうか、それはご意向に合わせて担当会員がアレンジします。
例えばむくみをほぐしたいと言えば、むくんでいる部位に効く丹足を体験してもらったり、踏み方もレクチャーします。踏まれるだけ、踏むだけ一方通行ではなく、双方向の丹足の面白さをお伝えします。
(会員の皆さんは、稽古に体験に来られた人に接するような気持で、わかりやすく丹足の踏まれる気持ちよさ、踏む楽しさを伝えてください。)
来場者の方は別に上手く踏めなくったっていいんです。もちろん安全はしっかりと配慮しながらも、一緒に笑いながら丹足に親しみ、楽しんでもらう場を提供する。それが「青空ふみ合い広場」の趣向です。
30分という限られた時間ですが、お待ち頂かねばならないこともあるかもしれませんが、初のこの試みをKJさんで、入場無料で挑戦してみたいと思います。
また、ただ丹足を受けたい!という人には、別に20分1000円で丹足施術を提供します。人員の関係で午前・午後にそれぞれ3名様限りとなりますのでご了承ください。(当日現地にて受付)
明日は我々の他にもいろいろな出店があります。
隣のみまさかというスーパーは、岡山県の美作から新鮮野菜を毎日直送販売する知る人ぞ知る大人気の店です。すごくお勧めですが、難点は昼までにほとんど売り切れてしまうという事です。
またご来場の際には、是非KJワークスさんの建屋の中にも足を踏み入れてみてください。熊本県阿蘇から運ばれてくる小国杉と漆喰や珪藻土で囲まれたとても心地よい空間を楽しむことができます。
私はいつもついつい床や壁を触ってしまいますが、どこかわごいちに近いような感じがするのです。
私はイベントの前から、ずっとここのファンです。
一度は来てみて欲しいところです。
さあ、
ながながと書きましたが、いよいよ明日。
良い緊張感と共に、明日を精一杯楽しみましょう。
皆さんのご来場をお待ちしています。
代表理事 三宅弘晃
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